赤谷川橋梁は、上越新幹線が群馬県月夜野町で利根川の支流の赤谷川と交差する位置に建設されたPC5径間連続橋です。このうち中央径間部分の126mがPC桁を補剛材とするRC逆ランガーアーチ構造となっています。鉄道橋のコンクリートアーチ橋としては、国内で最大の支間を有しています。架設工法は、主桁(PC補剛桁)に乗せた特殊フォルバウワーゲンより、リブ材・鉛直材をPC鋼棒で斜吊りして主桁と同時に施工し、アーチフレーム全体をカンチレバー架設する工法を採用しました。
履行場所:群馬県利根郡月夜野町
橋長:365.2m
RC逆ランガーアーチ橋
昭和54年度 土木学会田中賞受賞