本橋は、一般国道497号伊万里松浦道路における松浦IC橋で、国道204号及び松浦鉄道を交差します。上部工は鋼2径間連続箱桁で下部工は逆T式橋台と張出し式橋脚とし、基礎形式は場所打ち杭を採用しました。松浦鉄道と近接するP1橋脚はスパンバランスを改善するために梁長を抑える必要があったため、床版張出しをブラケット方式とすることで箱桁を内側配置とし、梁長を短くできる構造を採用しました。架設工法は、国道および鉄道上のベント併用クレーン架設で、架設時には仮踏切を設置して国道を迂回するものとしました。
履行場所:長崎県松浦市
橋梁形式:鋼2径間連続箱桁橋
橋長:L=117.0m