本橋は、一般国道497号松浦佐々道路の高架橋、松浦4号橋(A1~P5)です。基礎形式は、過年度に架橋付近で実施された杭載荷試験が実施されていることを前提に施工確実性を担保した上で経済性に優れる鋼管ソイルセメント杭(φ1200㎜)を採用しました。支承構造は、LCCを含めた構造比較検討を行い、最も経済的な多点固定支承を採用し、架橋位置が塩害対策S区分であるため塩害対策としては、エポキシ樹脂塗装鉄筋に加え、桁端部はコンクリート表面塗装工を施すものとし、PC鋼材に対してはポリエチレンシースを採用しました。
履行場所:長崎県松浦市
橋梁形式:PC5径間連結ポストテンションT桁橋
橋長:L=172.0m
平成29年度 国土交通省 九州地方整備局 長崎河川国道事務所長表彰