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人を知る先輩社員座談会

New Graduate01 学生時代の自分に胸を張れる今がある。

新卒採用で入社した社員3名が、千代田コンサルタントに入社して自身が挑戦してきたこと、成長したことについて座談会を開催しました。
学生時代と比較して自身がどう変わったのか、そこには日々の業務や自身の成長がどのように影響してきたのか、その軌跡を振り返ってもらいました。

Member

H.O

工学研究科
環境社会基盤工学専攻

2021年 入社

K.F

理工学部 理工学科

2020年 入社

A.I

理工学部 理工学科

2022年 入社

Q1.なぜ建設コンサルタントを志して、千代田コンサルタントに入社したのですか

K.F

私は大学時代、理工学部でまちづくりについて学びました。就活当初はゼネコン志望でしたが、教授に千代田コンサルタントを紹介してもらったことが入社のきっかけでした。
その後、大学で液状化問題の現場を視察する機会があった時、その現場の担当が千代田コンサルタントでした。実際に働く姿を見て専門的な技術の話を聞いた時、「建設コンサルタントってかっこいいな」と強く感じました。加えて、社員同士の雰囲気の良さも伝わり、自分もここで働きたいと思い、入社を決めました。

A.I

私はK.Fさんと同じ大学の2年後輩で、研究室も同じだったので教授も一緒でした。そういった縁もあって、千代田コンサルタントのことは何となく知っていましたが、最初は公務員を志望していました。
そんな中、卒業研究の中で千代田コンサルタントを訪ねた時にK.Fさんと初めて出会い、社内の雰囲気の良さも感じて、一気に「ここで働きたい」と思うようになりました。
正直、建設コンサルタントという職種については、色々なインフラ事業に関われることに魅力を感じていたくらいで、あまり理解していませんでしたが、会社を訪ねたことをきっかけに、公務員志望をやめ、千代田コンサルタントで働くことを決めました。

H.O

私も最初は公務員を志望していました。修士課程まで進学し、都市計画法や建築基準法をはじめとした都市計画を研究していました。身近でそれらを検討または扱うことが可能と、当時は考え、公務員を志望していました。
でも、就活が本格化して情報収集するにしたがって、公務員だと携われる事業がその都市のみに限定されると思いました。
そこで改めて何が一番いいか考えた時に、大規模で広くインフラ事業に携われることや様々な自治体を相手にできることから建設コンサルタントに惹かれました。千代田コンサルタントを選んだのは、先輩の入社や学会誌で名前を見かけ、安心して働けそうな雰囲気の会社という認識がありました。

K.F

実際、会社の雰囲気に惹かれて入社した人は多いと思いますし、入社以降もイメージ通りの雰囲気で働けています。風通しがよくて、全員がメリハリを持って働いているような環境ですね。
社会に出ると学生時代のように年齢の近い先輩ばかりではないので、最初は接し方に戸惑うこともありましたが、今では年の離れた先輩とも良好な関係を築けています。

Q2.どんな業務を担当していて、どんな時に成長を実感しますか

A.I

今は河川のインフラに関連する設計を担当しています。基準や要領に基づいて計画を立て、自分の考えも反映しながら課長に提出し、修正を繰り返す日々です。
これがまた、なかなかうまくいかないんですよね。長いと1週間くらい同じことが続く時もありますし、1・2年目は指示されたことをこなすだけで精一杯でした。
最近ようやく「なぜこの方法はだめなのか?」とか「それはこっちの方法ではだめなのかな?」という意見を言えるようになってきました。トライアンドエラーを繰り返して、知識が着実に身についている実感があって楽しいです。

K.F

私は去年まで防災地盤課に所属していましたが、今年からトンネル地盤課に異動となりトンネルの設計を行っています。
新しい部署に移ってからは、新たなことを学びながら業務に取り組んでいます。昨年まで所属していた部署では、調査計画から現地調査、解析、成果の取りまとめに加え、主担当として発注者とのやり取りまで、一連の業務を任されていました。すべてを一人で進められるようになったとき、大きな成長を実感しました。コンサルタント業務では「説明力」が求められるのですが、私は得意な方ではありませんでした。それでも経験を重ねていく中で、少しずつ自信をもって説明できるようになり、「今回はうまくできた」と思える場面も増えてきています。

A.I

私は説明という点について、早いうちから経験させていただいたおかげで、今では説明能力は向上したと感じています
少し前、業務の検査の報告を上司から突然振られた時があったんです。焦って緊張もしましたが、それまでの業務をきちんと把握してたので、スムーズに対応することができました。
普段から上司の皆さんがよく見てくださっているので、「いけるだろう」と判断して機会を作ってくださったのが嬉しかったです。大変なこともありますが、そうしたやりがいを感じられることはありがたいなと思っています。

H.O

私の場合は後輩が増え、的確な指示を出せるようになったことです。
例えば、後輩が作成した資料が80%の完成度だった時に、最後の詰めは単純に資料を完成させるのではなく、見た人が少しでもわかりやすい資料にするなど、余裕もできました。
また、自分が持っている資格を活かした経験を積んでいることも成長につながっています。ただ、現場はイレギュラーなところもあるため資格を持っていたとしても日々経験です。しかし私が所有する資格がないとできない調査もあるので、自分の強みともいえます。資格は目に見える自分の長所となるため、取得して損はないです。

Q3.今後、挑戦していきたいことはありますか

H.O

どの部署に所属しても「この人がいないと困る」と思わせる人材になりたいです。
そのためには業務を通して着実に学び、ステップアップしていくことが大切です。また、近い将来(2~3年後)、技術士に合格できるよう頑張ります。
会社や周りのみんなからみて、いつの間にか「すごい」って思われ、結果を残すことが理想です。「辞めたら困る」と言わせるような存在になりたいですね。

K.F

今は、先のことよりも、まずは目の前の目標に向けて取り組んでいます。特に、H.Oさんと同じく「技術士の取得」を大きな目標にしています。技術士は取得時期に個人差が大きく、日々の業務と並行して勉強を続けるのは簡単ではありません。それでも、一日でも早く取得できるよう努力を続けています。併せて技術力自体の向上も大切にしていきたいです。さらに、資料作成やチェックといった実務面は得意としていますので、今後はそうした強みも活かしながら、より積極的にアピールしていきたいと思います。

A.I

私は、目標として直属の上司のような技術者になりたいと思っています。河川インフラと一口に言っても色々な構造物や業務がありますが、上司はいつ、どんなことに対しても自信を持って対応していて、とても尊敬しています。上司のような技術者になれるよう、打合せ時の説明の仕方や資料の作り方まで真似しています。その過程で、技術士の資格取得も目標に含まれてくるのかなと思います。

Q4.学生時代との違いと、当時の学びが生きていると感じることはありますか

H.O

私は学生時代に学んだことを業務に活かせていることもあります。
ふとした瞬間に、「これ教科書で見たことある!または、講義で聞いたことがある!」ということがあります。今までに学習した点と点が業務を通じて、線になっている感覚です。

K.F

そういう意味で言うと、私は直接的に学んだことがそのまま活きていることを実感する場面はあまりないかもしれないです。でも、基礎の部分には通じるものがあって、時折学んでいて良かったなって思うことはあります。構造力学などは、なんとなくでも頭に入ってるだけで違うと思います。
理系職ならではの理論的な思考がハマると楽しいですね。点と点が線になるまでは大変なことが多いですけど(笑)。

A.I

私は正直、大学時代に学んだことはあまり覚えていないです。公式とか、今でも難しいなと感じるものばかりです(笑)
今、河川構造課にいますが、大学時代は水理学が特に苦手だったんです。「これを学んで何になるんだ!」くらいの気持ちでした。でも今、まさかの河川構造の担当です。当時もっと勉強してたらなと今でも考えますが、わからないことは一から学びながら真面目に取り組んでいます。
ちゃんと学んでないと少し大変かもしれないけど、どうにかなる!ということは伝えたいです。

K.F

学生時代は、「なぜこれを学んでいるのか」がわからないと、なかなか勉強が身につかないんです。でも社会に出ると、自分の仕事に大きな責任が伴うので、嫌でも学ばざるを得ない。
この業界は、何十億円単位でお金が動くこともあるため、自分のミス一つで作り直しになった場合は本当に莫大な損失になります。そういった責任感は、強く持つようになりました。

H.O

たしかに、お金が関わることは学生時代との大きな違いですね。
K.Fさんの話とはまた変わりますけど、学生時代の研究はマイペースに進めていましたが、社会人になるとそうはいかないです。就業時間の中で、最大限の成果を出さなければならない。それは、私たちへの賃金(給料)が発生しているわけですから、そういった意識を持って働くようになりました。

Q5.就活生へメッセージをお願いします

K.F

建設コンサルタントという職種は、多方面の方々とコミュニケーションをとる場面が非常に多い仕事です。学生時代は自由に使える時間があると思いますので、ぜひ、外に出て色々な人と話す機会を意識的に持ってみてください。そのような経験は必ず社会人になってから役立ちます。勉強も大切ですが、少し視点を変えて「人と話す経験」を積むことにも時間を使ってみてはと思います。

A.I

社会人になるって「朝起きれるかな」とか「自分にできるかな」とか、漠然とした不安があると思います。実際私も不安でいっぱいでしたが、思い切って社会に飛び込んでみたらどうにかなってます。失敗を経て得る経験も大事ですが、まずは、自分ができたことや些細な成長をほめてあげることを大事にしていってほしいです。

H.O

最近の学生や新入社員を見て、もっと色んなことを考えて生きた方がいいんじゃないかな、と感じています。どんなことでも興味を持って、疑問やわからないことへの質問や調べることをできるようになると、社会に出た時に必ず役立ちます。

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