都市計画道路新町線・山崎線は、交通ネットワークの連続性の確保、交通アクセス性の向上や地域物流の効率化を目的に計画された道路で、山崎跨線橋(新町線)と山崎橋(山崎線)は、T字の信号交差点を有する橋梁となっています。交差条件としてJRを跨ぎ、周辺環境が学園施設を横断する計画であるため、JR近接施工の影響、学園施設への騒音・振動に対する検討を行いました。橋長の決定及び橋梁形式選定ではJRへの影響を考慮して橋長、橋脚位置を決定し、橋梁予備検討により上部工形式を選定した。また騒音・振動対策として、完成時の遮音壁の設置、施工時の騒音・振動予測により低騒音・低振動の施工重機選定と防音対策を行いました。
①新町線 山崎跨線橋
橋長:L=158.0m/PC(2+5)径間連結プレテン中空床版橋
②山崎線 山崎橋
橋長:L=25.5m/PC単純ポステン中空床版橋
履行場所:鹿児島県霧島市