本橋は徳島自動車道の付加車線施工設置事業区間におけるⅡ期線部の高架橋です。支点条件は剛結構造と支承構造の比較検討を行い、支承構造（免震支承）を採用しました。上部工は工事期間の短縮を図るため、プレキャストPC床版、プレキャスト壁高欄を採用しました。架設計画は市道阿讃山麓線の通行止め期間を短くできる800t吊クローラクレーンによる大ブロック一括架設としました。また、錯綜するⅠ期線耐震補強工事を配慮した全体工事工程計画を立案し、施工ステップ図を作成しました。

履行場所：徳島県阿波市
橋長：363.0m／最大支間：64.0m
橋梁形式：鋼7径間連続少数鈑桁橋（床版形式：プレキャストPC床版）