上下線中心間の最小隔離が12mの近接メガネトンネルです。トンネル内空断面を見直してスリム化を図るとともに、トンネル中間部の地山改良や増吹付けコンクリート、高強度吹付け、ウィングリブ、脚部補強パイルを採用して上半先進工法(無導坑)での施工を可能にしました。また、小さな土被りでトンネル上を横断する道路や数件の家屋への地表面沈下防止対策として、パイプルーフ(φ400、L=60m)ならびに長尺鋼管フォアパイリング(φ114mm、7シフト)を計画しました。
履行場所:沖縄県豊見城市
平成16年度事務所長表彰